Cloud Cost Sense

Cloud Run と Cloud SQL の費用:バックエンド全体で見積もる

インスタンス、接続数、DB サイズ、クエリ、ネットワーク、アイドル容量を分けて Cloud Run と Cloud SQL の費用を見積もります。

固定の DB 費用とリクエスト費用を分ける

Cloud Run サービスはゼロまでスケールできますが、Cloud SQL はインスタンスが稼働すると月額の固定基準費用が発生しやすいです。DB インスタンスクラス、ストレージ、バックアップ、高可用性を、Cloud Run のリクエスト数、CPU、メモリ、実行時間と分けて見積もります。

この違いは低トラフィックのプロダクトで重要です。API が静かなプロトタイプでも常時稼働 DB の費用は発生し、同じトラフィックなら Firestore や小さなマネージド構成の方が固定費を下げられる場合があります。

トラフィック前に接続プールを計画する

Cloud Run はスパイク時に多くのインスタンスを起動でき、各インスタンスが DB 接続を開きます。プーリングや控えめな最大インスタンス設定がないと、計算費用より先に Cloud SQL の接続上限に達することがあります。

DB ティアに合う接続プールサイズを決め、Cloud Run の同時実行を意図的に設定し、急なリクエストをすべて受けることより DB 保護が重要なら最大インスタンスを制限します。バックグラウンド worker と定期ジョブも同じ接続予算に含めてください。

リージョン、バックアップ、クエリ処理を含める

Cloud Run と Cloud SQL は互換性のある近いリージョンに配置し、レイテンシと不要なネットワーク転送を抑えます。必要に応じてバックアップ保持、read replica、private networking、リージョン間トラフィックも見積もりに加えます。

重いクエリは単純な CRUD と分けて考えます。レポートダッシュボード、検索フィルタ、export、管理業務は CPU、メモリ、ストレージ I/O、応答時間を増やします。Cloud SQL の固定費がクエリ柔軟性に見合うか、計算機の通常ケースとスパイクケースを比較してください。