Cloud Cost Sense
Firebase Storage の費用:ダウンロードと転送量を抑える
画像サイズ、キャッシュ、ダウンロードパターン、ファイル保持期間が Firebase Storage の費用に与える影響を説明します。
保存容量よりダウンロード量を先に見積もる
保存ファイルのサイズは Firebase Storage 費用の一部にすぎません。メディアライブラリが小さくても、人気の画像、動画、音声、生成ファイルが繰り返しダウンロードされると費用は増えます。平均ファイルサイズ、ユーザーごとのダウンロード数、月間アクティブユーザー数を掛けて月間転送量を見積もります。
公開サムネイルと元のアップロードは分けて計算しましょう。小さなプレビューで十分なフィードに元画像を配信すると、保存量が変わらなくてもスクロールのたびに大きなデータが転送されます。
一度リサイズし、繰り返し配信はキャッシュする
アップロード時または管理されたバックグラウンド処理で画面別の画像サイズを作り、各画面に合う最小のファイルを配信します。バージョン付きの公開アセットには適切なキャッシュメタデータを設定し、変更されていないファイルを訪問ごとに取得しないようにします。
リクエストのたびに新しい変換を作る構成は避けます。繰り返しのリサイズはダウンロードに加えて計算費用も生みますが、固定した派生ファイルなら利用量とキャッシュ動作を予測しやすくなります。
保持期間と不正なトラフィックを管理する
未完了のアップロード、一時的な export、重複した派生ファイル、プロダクトの保持方針を超えたファイルは削除します。必要に応じて Storage セキュリティルールと App Check を使い、許可されていないクライアントが自由に一覧取得やダウンロードをできないようにします。
リリース前に、通常月とダウンロード急増時の両方を計算機で比較してください。メディア配信が見積額の中心なら、トラフィックが増える前にファイル形式、キャッシュ、リージョン配置、専用配信構成の必要性を確認します。